年中の時に、「どうしてもフルートが吹きたい!」と
お母様と一緒にアカデミーに相談に来られたIちゃん、
体も小さく、もちろん腕もフルートを持てる長さではありません。
絶対にフルート! もうすでに心の中はフルーティストさんでした。
それでは!
ということで、こちらも覚悟してお受けしました。
この時、アカデミーではもちろん最年少、
小学生以下のお子様にレッスンをするのは初めてでした。
最初は、ソプラノリコーダー、小学生が学校で使うものよりもさらに小さいリコーダーです。
そしてソプラノオカリナ、これからはじめることにしました。
フルートはもう少し大きくなるまでお預けです。
30分のレッスンは立っているだけで大変、楽器を吹くとフラフラ。
楽譜ももちろん読めません。
初めての発表会では先生と一緒にステージへ。
演奏中も先生がそばにいました。
そんなIちゃん、小学生になり念願のフルートでレッスンが始まりました。
すごい勢いで上達するIちゃん、
先生が言ったことは翌週必ずできるようになって、レッスンへ来ます。
お母様いわく、出来ないと地団太踏んで悔しがるんだそうです。
今年3年生になったIちゃんに、コンクールに出てみようか?とご提案しました。
日本クラシック音楽コンクールです。
参加を決めました。
頑張って毎週レッスンに通いました。
きっと家での練習はレッスンの何倍も何倍もやったんだろうなと思います。
地元で行われた予選、本選を通過し、全国大会への出場を決めました。
12月3日東京のかつしかシンフォニックホールで行われた全国大会で演奏し、
5位入賞という結果をいただきました。
私も、先生も客席で応援しました。
ステージから戻ってきたIちゃん、「楽しかった」と第一声だったそうです。
お母様の方が緊張しただろうなぁ。(私も緊張しました。。)
来年も来ようねとお話しました。
とても頑張り屋さんのIちゃん、これからも応援し続けます。
願って努力すれば、いろいろなことが叶えられるんだとIちゃんから教えてもらいました。
先生も、私も頑張らねばと気持ちを新たにしたところです。
フルート・オカリナを吹きたいという、
夢をお持ちの皆様、アカデミーがお手伝いいたします。
どうぞ、チャレンジしてみてください。
コンクール当日、朝一で先生と二人で東大赤門へ
なんで?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、
え~っと、簡単に言いますと、願掛けです。
もうひとつ、天満宮へ
こちらもやっぱり願掛けです。
Iちゃんおめでとう!!